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艶ありと艶消し 塗料の1番の違いは「持ちの良さ」
外壁塗装に使われる塗料は、つや消し、3分つや、5分つや、7分つや、つや有りと5つタイプがあります。(5分つやは半艶、つや消しはマット仕上げなどと言われることもあります)
光沢度が70以上あるとつや有り、これ以下の光沢度ですと、徐々に7分つや、5分つや、3分つやと下がっていきます。
どれが良いのか、具体的にアドバイスをくれる業者もあれば、「好みの問題ですねー」と放置してくる業者もいます・・・。Σ(゚д゚;)
好みと言われても、何も分からないこっちは困ってしまいますよね!
このページでは、「つや有り」「つや無し」を
・見た目
・汚れのつきにくさ
・耐久性
この3点について違いを徹底解説したいと思います。
見た目
つやがあると、見た目はツヤツヤピカピカしていて綺麗で「塗り替えた」感がとても出ます。太陽光に照らされると眩しい位に光ります。控えめのつや有り塗料(3分つや、5分つや)は高級感が出ます。が、逆に艶がありすぎると上品さはなくなります。
艶あり塗料は新築のような塗り替え感が得られ、外壁の印象が凄く強く出ます。また、乾燥硬化すると色味が強く出ます。
ただし、このつや感が持続するのはもって3年と言われているので(塗装が剥げる訳ではない)、いずれはつやが無くなると考えて下さい。
つや消し塗料にすると、あまり「塗り替えた」というのが実感できないため、満足感が得られない事も多いのですが、落ち着いた雰囲気に仕上げたい場合は、つや消し塗料の出番です。
テカテカと光るつや有り塗料とは違い、つや消し塗料は清楚、ナチュラルという言葉がよく似合います。主張し過ぎない控えめな外壁で、薄いベージュ、クリーム色などの薄く明るい色によく合います。
汚れのつきにくさ
汚れのつきにくさを比べると、圧倒的につやあり塗料に軍配が上がります。
つやがあればあるほど表面がツルツルとした仕上がりになり、防水性が上がり埃などの汚れが付きにくく、カビやコケも付着しにくい外壁になります。
最近はつや消しタイプの塗料であっても汚れが付きにくい塗料も登場してきていますが、それでもつや有りの方がやはり汚れは付きづらく、長持ちします。
耐久性
上記のように、汚れが付きにくい=劣化も遅いので、耐久性に関してもつや有り塗料の方が優れています。
その理由として、ほとんどのつや消し塗料は「つや有り塗料に"つや消し剤"を添加してつくる」ので、塗料がもともと持っている性能が発揮されないどころか、逆に低下してしまうことも多いのです。
どうせいつかはどんな塗料も、時間が経過すればつや消しになることを考えると、私は汚れにくい耐久性があるつや有りをオススメします。でも、どうしてもつや消しが良い!という場合もあると思います。
確かに、例えば砂壁調の外壁にはテカテカしたつや有り塗料は合いませんし、好みでつや消しの落ち着いた外壁に仕上げたい方もいますよね。家によってつや消しの方が仕上がりが素敵になる場合だってもちろんあります。
その場合はつや消し剤を添加してつくる塗料ではなく、元々がつや消し塗料のタイプのものを使うべきです。また、アクリル・ウレタンは避けシリコン系塗料以上のグレードを採用しましょう。そうすることで、塗料の性能も落ちず、耐久性にも優れたつや消し塗料外壁が完成します。
まとめ
・汚れにくい、耐久性があるのは「つや有り」
・つやはあればあるほど、汚れにくい&耐久性にも優れている
・ただ、つやがありすぎると上品さに欠ける
・5分つや、7分つや位がおすすめ
・つや消しを採用する場合は、塗料選びに気を付けて!
↓↓その他、艶有り塗料・艶消し塗料を選ぶ際の注意点↓↓
見本をもらおう!
決定する前に必ず見本として実際に塗ったものを見せてもらいましょう。大体A4サイズの板などに塗って見せてもらえます(塗り板サンプルといいます)。業者によっては、希望すればもっと大きいものに塗ってサンプルとして見せてもらえるところもあります。
有料となる場合もありますが、かかっても数千円です。塗った後後悔しても遅いですから、これは必要な出費だと考えます。
板は小さければ小さいほど、実際の仕上がりと違って見えます。一般的にはサンプルとして見ている小さな板より、広い範囲に塗ったときはつやは無く見えますし、色も薄く明るく見えます。
また、施工事例の写真があれば見せてもらうと、より実物のイメージが湧きます。地元の業者であれば、近所に以前施工した家が無いか聞いてみましょう。
「7分つや消し」なのか「7分つや有り」なのか
一般的に、「7分艶」と書かれていれば、それはつや有りの塗料から、3分つやを消した状態を指しています。
ただそれはあくまで「一般的」な話です。「7分つやあり」(3分つや消し)にしたかったのに、認識の違いで「7分つや消し」=3分つや有りに仕上がってしまう場合だってあり得ます。
事前にしっかりイメージを話し合い、自分と業者との認識に違いが無いように注意が必要です。
数年経てばつや消しになると考えると・・・
つや有りの塗料を壁に塗ったとしても、経年と共につやは徐々になくなっていき、3年経ったころにはつや消し塗料の状態にほぼ近くなっています。
前述した通りつやがあればあるほど、表面は鏡面仕上げのような状態になっているため、ツルツルして汚れにくいです。カビやコケも防ぎますし、つや有りの方が圧倒的に耐久性に優れています。
つや消しの状態になるまでの約3年の耐久力差を考えると、落ち着いたつや無し仕上げにしたいという場合でも、始めは全くのつや無しよりも3分つや仕上げをお勧めします。
また、これも先に書きましたがあまりにつやがあり過ぎると確かに綺麗ではあるのですが、上品さに欠けますので、高級感を出したい場合は7分つや、5分つやがお薦めです。
・・・というわけで、こうしてつや消し塗料とつや有り塗料の違いを比較してみると、全然「好みの問題ですねー」という問題では無い事が分かりますよね。
これを「好みの問題ですねー」とか言ってくる業者にはそもそも頼まない方が良いです・・・^^;
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